カクレクマノミは海水魚の中でも小型で、水槽の中でも飼育できます。
オレンジと白と黒の模様が目を引き、アクアリウムの中でも人気の高い魚です。
そんなカクレクマノミは、稚魚から成長するとどのくらいの大きさになるのでしょうか?
また成長速度はどれくらいなのでしょうか?
カクレクマノミの成長について、調べてみました。
カクレクマノミの大きさはどれくらいまで成長するの?
カクレクマノミは稚魚のころは2㎝位です。
カクレクマノミが大人に成長すると最大11㎝位まで成長します。
カクレクマノミの大きさは飼育している環境によっても違い、水槽のサイズも関係します。
小さい水槽より大きい水槽の方が大きく成長する傾向があります。
カクレクマノミの成長速度は?
カクレクマノミはどれくらいの速度で成長するのでしょうか?
成長の速度は水槽の環境、餌の与え方によってそれぞれ違うようです。
だいたい1年に1㎝くらいの速度でゆっくりと大きくなっていきます。
また、カクレクマノミは産まれた時はまだ性別が決まっていません。
グループの中で一番大きいのがメスとなり次に大きいのがオスとなります。
2匹で飼育すると自然と大きく成長した方がメスになり、もう一匹はオスになります。
水槽の大きさはどれくらいがいいの?
カクレクマノミは小型の魚なので小さめの水槽でも飼育が出来ます。
ただ淡水魚に比べると海水魚は水を汚しやすいです。
小さい水槽に何匹も飼育してしまうと水質が汚れやすくなってしまうので、水槽に合った数を飼育するようにしましょう。
だいたい30㎝で1~2匹、40㎝で3~4匹、60㎝で5~7匹くらい飼育できます。
60㎝サイズの水槽だとカクレクマノミが大きくなるのにも十分でしょう。
カクレクマノミの寿命
魚にも種類によって寿命が違います。
魚を飼育するときには、寿命がどれくらいなのか知っておいてから飼育すると良いでしょう。
カクレクマノミの寿命はどれくらいかというと、野生では6~10年、飼育下では飼育条件がよければ約20年くらいです。
結構長生きしてくれる魚なので、水槽の環境を整えてあげて病気しないように気を付けてあげましょう。
また、水槽にイソギンチャクを入れてあげた方が長生きする場合があります。
まとめ
カクレクマノミの大きさと成長について見てみました。
カクレクマノミは水槽の大きさによっても成長する大きさが違い、大きくさせるには十分な大きさの水槽を選ぶことが大切です。
成長の速度は個体差がありますが、急に大きくはならず少しずつ大きくなるようです。
カクレクマノミは寿命も長いので、ゆっくり成長していくのでしょう。