カクレクマノミを何匹も同じ水槽で飼育したいと思う人は多いでしょう。

ところがカクレクマノミを何匹か飼育していると突然体を痙攣させる、ケンカをはじめるなどの行動をとることがあります。

ケンカがひどいときは弱い個体がボロボロになってしまい可哀想な思いをすることもあるので、複数で飼育するのには注意が必要です。

カクレクマノミの痙攣やケンカについて見てみましょう。

カクレクマノミは強い個体がペアになる

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カクレクマノミは少し変わった特徴があり、最初から性別が決まっていません。

カクレクマノミは集団の中で一番強く大きいものがメスとなり、その次に大きいものがオスとなります。

そのほかの個体はメスでもオスでもありません。

その為水槽の中で何匹か飼育してもオスとメスは1匹ずつしか出来ず、ペアも一組しか出来ません

ペアは集団の中でも強い立場にあり、イソギンチャクを占領します。

他のカクレクマノミはイソギンチャクには入れてもらえません。

また、ペアはペア以外のカクレクマノミを攻撃する事もあります。

カクレクマノミが良くする行動、痙攣について

カクレクマノミが痙攣するのはよく見られる行動です。

痙攣にはどんな意味があるのでしょうか。

強い個体に対して弱い個体が体を痙攣させている時は、降参の意思を示している行動です。

他にペア同士の場合は、求愛の意味もあり産卵の前触れの可能性もあります。

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カクレクマノミはケンカもする

カクレクマノミを何匹か飼育しているとケンカをすることがあります。

また、最初に1匹だけ飼育していた水槽の中に、新しくもう1匹入れたときにお互いの相性が悪いとケンカをしてしまう事があります。

ケンカがひどいと個体が弱ってしまうので水槽を分けた方が良いでしょう。

カクレクマノミはペアで飼育するのがお勧め

カクレクマノミはオスとメスのペアであれば仲良く暮らします。

ペア同士がケンカをして弱ってしまう事はありません。

ただ、一つの水槽の中で5.6匹飼育しても1つのペアしかできません。

ペア以外のカクレクマノミはいじめられる可能性が高いので、出来るだけ2匹のペアのみで飼育すると良いかも知れません。

まとめ

カクレクマノミを水槽で何匹も飼育すると、高い確率でケンカが起きてしまいます。

特に3匹で飼育すると、ペアにならなかった1匹が集中的に攻撃されてしまう可哀想な状態になりやすいので避けましょう。

ペア同士であればケンカすることなく安心して飼育できます。

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