カクレクマノミは海水魚の中でも飼いやすい種類の魚です。
カクレクマノミを飼育するにあたって飼育する数も計画しておきましょう。
水槽の大きさによって飼育できる数が違います。
また、カクレクマノミは複数で飼育するとケンカやいじめが起きやすい傾向があるそうです。
どれくらいの数で飼育すると良いのでしょうか。カクレクマノミを飼育する数について調べてみましょう。
カクレクマノミの飼育数と水槽のサイズ
水槽を準備する前に何匹魚を入れる予定か計算してから適切なサイズの水槽を準備しましょう。
水槽のサイズに見合っていない数の魚を飼育すると水質の環境が悪くなってしまいます。
カクレクマノミの場合は海水魚なので淡水魚に比べて多くの水量が必要です。
水槽のサイズとカクレクマノミを飼育できる数の目安は、
30㎝サイズで2匹、45㎝サイズで4匹、60㎝サイズで5匹です。
カクレクマノミの複数飼いはいじめやケンカがおきる
カクレクマノミは複数で飼育するといじめやケンカ起きることがあります。
カクレクマノミは縄張り意識が強い魚なので、イソギンチャクの取り合いや餌の取り合いもします。
ケンカがひどいと噛みついてボロボロになってしまう事があります。
5.6匹などの複数で飼育するのは可能ですが、ケンカやいじめのリスクがあるので、無難に飼育するにはオスとメスのペアで飼うのが一番いいでしょう。
数は2匹がお勧め?カクレクマノミのペアを飼育しよう
カクレクマノミは集団のなかで一番大きなものがメスになり、その次に大きなものがオスとなります。
このメスとオスのペアは仲良しになり、同じイソギンチャクで寝ます。ケンカもしないので安心して飼育できます。
カクレクマノミは一つの水槽の中に1つのペアしか出来ません。
4匹飼育したとしても2つのペアが出来るのではなく、1つのペアができて、他の2匹はペアから攻撃され、イソギンチャクにも入れてもらえない弱い立場になってしまいます。その為ペアの2匹で飼育するのがお勧めです。
魚の飼育数を2匹より増やしたいときはカクレクマノミ以外の種類の魚を飼育した方が良いかも知れません。
まとめ
カクレクマノミの飼育数についてみてみました。
カクレクマノミは複数飼育も可能ですが、2匹のペア以外の個体はいじめやケンカをするリスクがあります。
特にイソギンチャクのある水槽では縄張り争いが起きやすい傾向があります。
イソギンチャクの無い飼育環境や相性によっては3匹や5匹などで飼育出来ている人もいるようです。
ただケンカやいじめが起きないペアの2匹で飼育するのが一番安心でしょう。