カクレクマノミの体表に白点が現れてく病気、白点病にかかってしまった時、淡水浴やオキシドールを使うと良いということは聞いたことはあるけど、どうやっていいのかわからないという方がいるのではないでしょうか。
これから、淡水浴とオキシドールの使用方法と時間について紹介していきます。
淡水浴の使用方法と時間について
まず初めに、海水と淡水の水温と㏗を同じにすることが大切です。
カルキ抜きをした淡水を海水の水温と同じにするには、オートヒーターを使用して同じにします。
㏗を同じにするには、アルカリ度を上昇してくれる薬剤があるので、それを使用して海水と㏗を同じにします。
これで淡水の準備は完了です。
次に海水魚を慎重に淡水浴用の淡水に移します。
移すことができたら淡水の中で泳がせます。
カクレクマノミのような小型魚であれば5~10分くらい行います。
しかし、これはあくまでも目安なので淡水浴を行っているときは魚の状態をよく観察して行ってください。
オキシドールの使用方法と時間について
オキシドールには白点病の治療に有名なICH という商品の原料です。
また、ICHはオキシドールとほぼ同じ濃度なので、オキシドールが白点病の治療に有効的なのです。
まず初めに使っている水槽の水量を確認してください。
水量がわかりましたら、使用するオキシドールの計算をします。
海水4Ⅼに対して0.5mlなので、0.5ml/4Ⅼ×水槽の水量=必要なオキシドールの量が出てきます。
必要な量のオキシドールは、一日3回に分けてゆっくり投入します。
これを3日続けて効果があまり見られない場合は、水換えを行い再度試してください。
まとめ
白点病の治療は、薬だけでなく淡水浴やオキシドールで治療する方法がある事を知りました。
特に海水魚が淡水浴をすると見た時、海水魚が淡水に入って大丈夫なのか疑問に思いました。
しかし、ただ淡水に入れるのではなく㏗を海水に近づけて行うなど魚に負荷がないような工夫がある事もわかりました。
白点病の治療には様々な方法があったので、自分に合った治療法でカクレクマノミの白点病の治療をしてあげてください。