カクレクマノミは暖かい海に住んでいる魚です。
飼うとなったら海水で飼うのが普通です。
それなら淡水で飼うことなんて無理なのかな?淡水浴ができるから淡水は大丈夫かな?という疑問がうまれます。
これからカクレクマノミは淡水で飼育できるか、について見ていきたいと思います。
淡水での飼育は可能?
カクレクマノミは海水魚であるため、普通に考えて淡水で飼育することは無理です。
しかし、淡水で飼育できる方法がいくつかあります。
酸素ナノバブルを使用する方法
酸素ナノバブルとは、水の中にナノレベルの気泡を作る事ができる装置のことです。
この装置を使うことで、海水中の電解質を含んだマイクロバブルを酸素ナノバブルで衝撃波によって急激につぶします。
そうすることで酸素ナノバブルを多く含んだ水になり、魚が環境の変化に対する対応性を向上することができたり、衰弱した魚を急速に快復させたりすることができるようになります。
そのため、淡水でも海水魚が生活をすることができます。
しかし、装置を入手することは難しいです。
また、入手できたとしてもお安い値段ではないです。
このことから、酸素ナノバブルを使用して淡水で飼育することは難しいと言えます。
好適環境水を使用する方法
好適環境水とは、魚たちが正常な代謝を維持するために最低限必要な電解質を含ませてある水のことを言います。
淡水をベースに人工的に水を作ります。
その際、淡水魚・海水魚の両方に適している浸透圧にするため、ナトリウム・カリウム・カルシウムの3つの成分に着目し作るので淡水でも海水魚が生活できます。
人工海水を作るよりコストを低く抑えることができるみたいですが、上記の3つの成分を調節したり、水温を一定に保たなければいけないため電気がかかってしまったりということがあります。
まとめ
今回、海水魚を淡水で飼うことができるのかについて調べてきて、特殊な方法を使えば海水魚であるカクレクマノミも淡水で生活できることがわかりました。
しかし、両方とも難しいように感じたので私は飼うなら海水で飼おうと思いました。