飼っているカクレクマノミたちが水面でパクパクしている姿を見たことありますか?
鯉が、よく餌が欲しくてパクパクしている姿を見たことがあるのではないでしょうか。
では、カクレクマノミもお腹が空いたからパクパクしているのでしょうか。
これから詳しく紹介していきたいと思います。
水面をパクパクする理由
①お腹が空いている?
上記で鯉がパクパクしている姿は見たことあると紹介しましたが、鯉のように餌がほしくて水面をパクパクすることは海水魚の場合は少ないです。
お腹が空いて餌がほしい場合、人が水槽に近寄ったときに集まるという反応を見せます。
では、水面をパクパクするには別の原因が考えられます。
②酸素不足?
海水魚が水面をパクパクする理由として、酸素不足が最大の理由であると考えられます。
海水魚は普通、海水に溶けている酸素をエラ呼吸で体内に取り入れます。
そのため海水中の酸素が不足していると、体内に酸素を取り入れることができなくなってしまいます。
そうなると海水魚は水面で口を出して、口から酸素を取り入れようとするため水面をパクパクする様子が見られます。
酸素不足の原因は?
酸素不足の原因はいくつか考えられます。
① フィルター内に住んでいるバクテリアが原因だと考えられます。
フィルター内に住んでいるバクテリアは有機物を分解する際、大量の酸素を使ってしまいます。
そうなると海水内の酸素が少なくなってしまいます。
② 外部のフィルターを使用していると、循環した海水からかなり酸素の量が少なくなってしまうことが原因だと考えられます。
外部フィルターを使用するサイクルが続くと海水中の酸素の量が減ってしまい、海水魚に十分な酸素を海水内から取り入れることができなくなってしまうということが起きます。
③ 水槽内のカクレクマノミの数が多いことで酸素不足になる事もあります。
対策は?
対策としてスキマーをセットするか、エアレーションをセットすることで酸素不足の対策ができます。
まず初めに、スキマーについて紹介します。
スキマーとは水槽内のたんぱく質を除去してくれる装置です。
そのときに大量に気泡が発生するため、海水に酸素の補給が行うことができます。
しかし、この装置は最低でも1万円してしまうためもう少し安い対策の方がいいという方にはエアレーションをセットすることをおすすめします。
次にエアレーションについて紹介していきます。
この装置はブクブクと金魚の水槽で目にしたことがあるものです。
これは、海水に酸素を補給するにはおすすめで、値段も安いので手に入れやすいです。
まとめ
カクレクマノミが水面をパクパクしているのは、酸素が足りないというサインだということがわかりました。
私たちも酸素が少ないと苦しいですよね。
それはカクレクマノミも同じです。
このサインを見つけたときは、早くに対処をしてあげてください。