飼っているカクレクマノミのヒレが閉じたままだったりボロボロだったりという様子が見られたら、とても心配になります。
これからヒレがどうしてそうなってしまったのか、ヒレは再生するのかという疑問のヒントについて紹介していきます。
ヒレが閉じたまま、ボロボロはどうして?
ヒレが開かない、ボロボロになってしまう原因は3つあります。
攻撃される
1つ目は水槽内の仲間と相性が良くなく、攻撃されてしまうとボロボロになってしまいます。
そのときは、隔離をして様子をみるという対処をとってみてください。
また、攻撃してしまうにも理由があると思うのでその理由も探してみてください。
尾ぐされ病
2つ目は尾ぐされ病です。
この病気になってしまうと各ヒレが白くなったり、切れてボロボロになったり、口先がただれてしまうという症状が現れます。
これになってしまった時は、抗生剤や抗菌薬の薬浴をすることで対処できます。
カクレ病
3つ目はカクレ病です。
この病気はカクレクマノミが移動直後になりやすい病気です。
この病気にかかると、はじめはヒレの先・体表が白っぽくなる、ヒレがピンと開かないという症状が現れます。
それがさらに進み末期になってしまうとヒレが白く濁り、ヒレをたたんでいて痩せていくなどの症状が見られます。
このようになってしまったら、淡水浴やニトロフラゾンという成分の入っている薬で薬浴をする、環境を改善するという対処が必要です。
ヒレって再生する?
ボロボロになってしまったヒレは、時間はかかりますが再生します。
しかし、再生するにも魚が弱っている状態では再生するのは難しいです。
再生する為には、魚がヒレを再生することができるための体調をそれまでに整えなければいけません。
上記で紹介したように薬浴や淡水浴、隔離などの対処をすることでヒレは時間をかけながら再生されていきます。
まとめ
今回ヒレがボロボロになってしまうことについて調べて、魚にもたくさんの病気がある事がわかりました。
それぞれの病気に使う薬は病気にあうものを使いますが、薬浴、淡水浴という方法は病気の時によくとる対処であるので方法や、やり方を理解しておくとすぐに対処できるのではないかと思いました。