アクアリウムをしているうえで、生物によって水流を考慮するのは重要なことと言えます。
カクレクマノミの場合、水流を卵などに当てることが孵化を早める条件であったりしますので水流は必要なのかどうか気になりますよね?
そこで今回は、カクレクマノミの水槽飼育における水流の必要性について書いていきたいと思います。
水槽中の水流について
カクレクマノミは、海では水塊と呼ばれる水の塊が動いて強い水流が発生するよな場所に生息しています。
このためスキューバダイビングなどで野生のカクレクマノミを観察するとよくわかるのですが、流れに負けないよう必死に泳いでいる姿が見受けられます。
そのため、カクレクマノミ自体は強い水流をそれほど苦にもしないでしょう。
では実際にどれくらいの強さの水流がいいのか気になりますよね?
基本的には洗濯機のような状態にならなければ、ある程度水流があっても構いません。
しかし寝るときには水流が穏やかなほうがいいので、ブロックやポットなどで水流の弱い隠れ家などを作ってあげましょう。
水流が弱い、もしくは全くないような環境であると、クマノミ自体に影響はないのですが水質の悪化が早まったり、藻が発生したりするなど手入れの面で大変になります。
そのため、ある程度の水流は必要かと思われます。
水流を発生する設備について
水流を生み出す装置としておすすめなのが、テトラの外部フィルター用の水中ポンプです。
しかしこれだけではカクレクマノミには流れが速く、リズムも一定でストレスになるようなのでフローなどを取り付けてあげるとよいでしょう。
フローをつけてあげるとランダムな2種類の水流を生み出すことができるので、海の中のような複雑な海流の動きを再現できます。
カクレクマノミの体のサイズを考えながら水流の強度を調節してあげれば、より快適に過ごさせてあげることができるでしょう。
水流の調整完了!気持ち良さそうにフリフリ泳いでます。癒しであります(*´▽`*)#カクレクマノミ #海水魚 pic.twitter.com/Jdjbxwm5vr
— ༄༅ 南南西の風 ༄༅休眠中zzz… (@WWSwind) 2014年3月8日
まとめ
水槽や水質などの大事なこと以外にも、少し手を加えてあげるだけで健康的に活発に行動してくれる要素があります。
試行錯誤してより良い環境にしてあげるのは、水槽飼育の醍醐味と言えると思うので是非楽しみながら育ててあげてください。