カクレクマノミを飼育している方で、何度か繁殖を試みている方もいらっしゃると思います。

今回は、そんな繁殖を目指している皆さんが役立つ記事を中心に書いていきたいと思います。

上手に繁殖させるには

カクレクマノミ 繁殖 水槽 方法 コツ

カクレクマノミの卵をなるべくたくさん孵化させてあげるには、ある程度の知識と配慮が必要となります。

両親となるカクレクマノミにたくさん食事をあげて栄養をつけてあげたら、いよいよ産卵の準備が始まります。

母親のカクレクマノミから産卵管が見えるようになり、産卵するようになります。

このとき産み付けた卵をなるべくたくさん孵化させてあげるには、もといた海に近い環境を与えてあげる必要があります。

孵化させるときの温度は、通常より高めの27℃~30℃の間に収まるよう調節してください。

また水中ポンプで卵に水流を当てて海の中のような状態にしてあげます。

このときのコツは卵が少し揺れるぐらいの水流にしてあげることです。

産み付けられた卵は別の水槽に移すなどして、稚魚専用の飼育スペースを設けてあげましょう。

酸欠を起こすこともあるので、弱めの力のエアレーションを用意してあげると大分繁殖が楽になります。

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飼育水槽の水温と照明時間

カクレクマノミは卵の中である程度育ち、孵化寸前には卵の中から外の明るさなどが確認できるようになります。

本来カクレクマノミは日が沈んでから数時間で孵化生き物です。

なので水槽で繁殖させる際にも、その自然のリズムにのっとって進めてあげます。

部屋が明るいと孵化できる位卵が育っていてもしないことがあるので、気をつけましょう。

水温を保ったら照明は12時間点灯を心がけましょう。

うまく水温、照明時間が調節できていれば産卵から約1週間ほどで孵化するはずです。

孵化予定日には水槽を真っ暗にしてあげるように、何か遮光性のあるもので覆うとよいでしょう。

まとめ

繁殖させる際のコツをいくつか整理すると水温、照明時間、水質を保つことが一点。

孵化の予定日にはきちんと遮光することが一点、卵に当てる水流が弱すぎないことが一点と言った様な具合になります。

その他にも配慮すべきことがありますので、十分に対策を練って繁殖に取り掛かってください。

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